7月から12月にかけて、 Tech Institute というアプリ開発者養成講座が開催されています。 不定期ですが、この講座でサポート講師をさせて頂くことになったので、ちょっと雰囲気紹介しつつ感想を書いてみます。
概要とかスケジュールは公式サイトで公開されてます。あとは一般向けにも オープンセミナー が定期的に開催されるみたいです。
やったこと
今日僕が参加したのは、開発環境のセットアップをする回でした。 流れとしては、以下のような形で進められました。
- JDKインストール
- 環境変数の設定
- ADT Bundleのインストール
- 新規プロジェクトの作成
- エミュレーターの作成と起動
- Android Projectをエミュレーターで実行
- Android Projectを実機で実行
- SDK Managerの使い方
結構盛りだくさんな内容なので、当然スムーズに進む人とそうでない人もいたりするので、サポート講師としてはそのあたりを個別にフォローさせていただいたり、細かい質問に答えたりしました。
授業の様子
会場は中野国際コミュニティプラザにある早稲田大学さんの エクステンション・センター という場所で開催されてます。2014年にオープンしたばかりとのことで、とても綺麗な教室でした。 教室はだいたい40人くらいのキャパだったかと思います。
思っていたよりもいろいろな方が受講者として集まっているなぁというのが最初の印象でした。 プログラミングの経験などはフェーズ的に分からないけど、PCやAndroid端末の慣れ具合だけでも個人差ある感じでした。 サクサク手を進めてJellyBean出して遊んでいるような人もいれば、File Pathのコピペに苦戦してしまうような人など。(Windowsに不慣れなだけだったかもしれませんが)
でもみなさん共通していたのは、ものすごくやる気を感じました。 ちょっと詰まってしまった時などに挙手して質問してくるのですが、ちゃんと自分でいくつか試行錯誤した上でどういう現象になってるかきちんと説明してきてくれます。 毎回そういったスタンスで臨んでいれば、みなさんすぐにコツを掴めるんじゃないかなと思いました。
今回のハイライト
基本的には受講生の方々が使用するPCはWindows機だったのもあって、実機を認識させるのがハマりまくってました。最初は8割くらいの人が認識出来ない状況。
いろいろと試していくものの、原因は様々で「こうすれば認識する」っていう単純なものでは無かったのが、とにかく大変でした。USBケーブルの抜き差しくらいじゃダメで、Eclipse再起動とかUSBケーブル交換とか端末のWi-Fiをオフにしてみるとか、いろいろやりました。一番多かったのが、USBケーブルの相性でしたね…。
個人的にはやっぱりMacかLinuxで開発するのがいいよな〜と、改めて思ったのは内緒です。
感想など
僕も同じようにエンジニアを育成する Javaスクール という講座がスタートだったので、勉強し始めたときのことを思い出したりして、よい刺激をもらえた気がします。
まだまだ先は長いけど、Androidアプリ開発の楽しさを知ってもらって、エンジニアって職業に興味持ってもらえたらいいなと思いました。
そのためにも授業をサポートする立場ではあるものの、ただ正解を教えるだけではなくて、どうやったら問題を解決出来るのか?という考え方とか、流れみたいのをうまく伝えることが出来るといいなと思いました。