TL;DR
以下、イベントページからの抜粋です。
シリコンバレー界隈では「Engineering BackgroundをもったProductManagerが重要だ」 と言われEngineerのNext StepとしてのProduct Managerが定着してきているように思います。 日本においてもそういったProduct Managerが増えてきてるのではないでしょうか?
エンジニアからProductManagerになるといいこと多いし、すごくやりがいのある職種だよという話しが盛り沢山のイベントでした。
概要
- イベント名:世界に羽ばたく!! Product Manager Night -EngineerのキャリアパスとしてのProduct Manager-
- 主催/会場:スマートニュース株式会社
- togetter:世界に羽ばたく!! Product Manager Nightのつぶやきまとめ
※ 資料は近日公開らしいです(たぶんイベントページに掲載されるはず)
今回勉強になったこと
4名の方が発表されたのですが、それぞれ経験則に基づいたProductManager論をまとめていて、どなたの発表もとても面白かったです。 資料は公開されるそうなので、細かい部分はそれを見たほうが参考になると思うので、この記事では個人的に勉強になったことをまとめようと思います。
ProductManagerの役割について
発表者の共通的な意見として
- とにかくProductに関わるもの(チーム/開発/ビジネス)は全てやる
- それらを成功に導く
といったことが、大枠での役割とのことです。 ただし、所属企業の規模や事業内容、または個人のスキルセットなどで変わってくるので、一概にこれというものも無いようです。
とはいえ、みなさん口を揃えておっしゃってたのが、「誰よりもプロダクトを理解し、プロダクトを愛して、それを周りに伝えること」が最も重要な役割だということです。
エンジニアがなるProductManagerになるメリット
エンジニアリングをバックグラウンドに持っていることによって技術的な判断が加味されて、いろいろな決断の精度が上がったり、開発工程にも積極的にコミット出来るという強みが生まれること。 という感じでした。
あとは純粋に「エンジニアは技術が分かるリーダーを好むよね」という話しも。
エンジニアだったが故のデメリット
まとめると、自分基準になってしまうことに尽きるようです。 これはスケジュールや技術的な判断など、どうしても自分の経験から導き出してしまう弊害があるようです。
例えば、この開発は(俺だったら)3日くらいかな、こういう要件の実装は(俺だったら)ちょっと難しそう、などといった無意識な「俺だったら」が出てしまうんだそうです。
ProductManagerってどうなの?
- とにかくやること多くて忙しい
- 市場やサービスを作ってる感のやりがいは半端ない
- エンジニアこそなるべき
具体的には、チームマネジメントもプロダクトのマネジメントも、全てが技術的な理解が欠かせないので、そういったことに長けてるエンジニアがProductManagerになることのメリット多いとのことです。
まとめ
ちょうど先日メルカリさんの記事にも、似たような話しが出てきて気になっていたので、個人的にもいろいろ考えていきたいなと思えるようになりました。
エンジニアのキャリアアップって、いろんな方向性があって本当に難しいと思います。その中の一つの道としてProductManagerについて勉強できたので、このイベントに参加してよかったです。
登壇者の方、主催のスマートニュースの方には、よいイベントを開いて下さって本当に感謝しています。ありがとうございました! 特にエンジニアからProductManagerにキャリアアップされた方の生の声が聞けたことで、具体的なお話がとても参考になりました。